260503_営業日誌
①営業日誌
2026.04.30(木) 16:00-20:00 雨
売り上げ: ¥8,420 / 6点
売れた本:『スパイスとセーファースペース』『石としてある第2号』『石としてある第3号』『言葉をあわいに置いてみる』『本屋メガホンの営業日誌1』『彼方の幽霊』雨。うっすら寒くうっすら体調が悪い。
2026.05.01(金) 12:00-18:00 晴れ
売り上げ: ¥3,360 / 1点
売れた本:『(un)cured 創刊号』閉店後、店内を読書室として開放する集まり「Withstand Bookciub」を開催。前回は直前でキャンセルがあり開催できなかったので今日が一回目。参加者は二人で、店内の本を読んだり各々作業をしたり。お客さんが来なくて暇だと、いくらやるべき作業が溜まっていてもダラダラ過ごしてしまうので、メリハリをつける意味でもやってよかったなと思う。特に話したりするわけでもないので、参加してくれた人が満足できたかはよくわからないが、自分的には少し作業を進められて満足。
店内に置いているスピーカーが、一番最小の音に設定しても少し音が大きいような気がして、置く場所を変えたり布にくるんだりしたがあまり効果はなかった。
2026.05.02(土) 12:00-19:00 晴れ
売り上げ: ¥24,300 / 15点
売れた本:『わたくしがYES』『オタク文化とフェミニズム』『ペンと剣 増補版』『なぜ社会は変わるのか』『ケアを学ぶ人のために』『日本国憲法』『今の戦争がなんとなくわかる本』『季刊福祉労働178号』etc…営業前の時間で「困りごとをパッチにする会」を開催。前回参加してくれた方がカラフルなフェルト生地をくれたので、つくれるパッチのカラバリが増えて嬉しい。今日は先月参加したデモで見かけた「WAR IS BAD FOR CATS」の文字を刺繍してパッチにした。
2026.05.03(日) 16:00-20:00 雨
売り上げ: ¥17,460 / 11点
売れた本:『ケアをクィアする』『日本国憲法』『ラディカル・マスキュリズムとは何か』『国籍と遺書、兄への手紙』『家族、この理不尽な脚本』『私が見た台湾の民主と言論の自由』『大邱の夜、ソウルの夜』etc…気圧なのかなんなのか朝からうっすら体調が悪くて、オープン後畳で寝転んで休憩してたらお客さんが来てびっくりした。お客さんが来てびっくりしないでください。
プレゼント用の本を贈るのにどれがいいか、お客さんの要望やイメージを聞きながら選ぶイベントが発生。めちゃ楽しかったのでまたやりたい。
②今週の新入荷
第31回中原中也賞を受賞した成清朔による第一詩集『彼方の幽霊』の市販版。著者による中原中也賞贈呈式スピーチ全文もとてもとてもよかったのでこちらもあわせてぜひ読んでいただきたいです。
"わたしたちは、それぞれの、自分に表示されるレイヤーのなかで関係しあって生きていて、そこには非表示になっているレイヤーというものもまたあるのだと思います。それは存在していないのではなく、まだ見たことのないもの、認識していないもの、知らないもの、見たくないもの、見ないようにしているもの、などが見えていないという状態になっている。学ぶということは、自分に表示されるレイヤーを増やしてゆくことなのではないでしょうか。冒頭に自身がクィアであることにふれましたが、自分は他者から見て、あるいは社会の側から見て、この非表示のレイヤーの側に立っているのだと感じる瞬間がよくあります。これはもちろんクィアに限らず起こっていることです。トランスフォビアやホモフォビアという言葉がありますが、トランスジェンダーであったり、二元的ではない性を生きている人、異性愛規範のなかにいない、同性を好きになる、愛する人、あるいは誰とも恋愛をしない人などに対する差別的な発言や暴力、制度的な不平等や困難、ハラスメントなどがずっと起きています。そして、今まさに行われている戦争、パレスチナのガザやヨルダン川西岸では、多くの子どもたちを含む大勢の人々が民族浄化の犠牲になっていて、いま生きているひとたちも、家族や友だちや近しい人、大切な人が殺されたり、自分自身も常に死の危機に晒されている、それはいまも止まることなく続いていることで、ずっと起きてきた暴力です。非表示のレイヤーにいるということは、想定されないというだけでなく、もっと悪い状態になると意図的に無視されたり、排除されたり、攻撃されたり、最悪の場合殺されたりする。その個人が人として生きる権利を脅かされたり、奪われるということです。"(「中原中也賞贈呈式スピーチ全文」より)刊行を記念したイベントとしてリーディングパーティーを5/8(金)に開催するので興味のある方はぜひ!
『PFC Newsletter Zine No.4: 出版とサバイバル』(Political FeelingsCollective)
『コンバヒーリバー・コレクティヴ宣言』(花伝社)の翻訳を担当した翻訳出版集団「Political FeelingsCollective」によるニュースレターzine。第4号となる今号は「出版とサバイバル」をテーマに、「印刷物を出版することが人の生存にどのような意味をもたらすのかを模索」することを目的として、様々なブラックフェミニストたちの言葉を集めた記事や、「最悪な世界を生き延びる」ためのサバイバルガイド、ブラックフェミニスト詩人の詩の試訳などを掲載。
“この私たちのニュースレター第4号は、2026年3月8日に開催されるイベント、TOKYO BOOK BODEGAへの参加に併せて制作されました。「本を介した世代を超えたクリエイターの交流の場」をテーマとしたこのイベントに因み、「出版とサバイバル」を主題として本や、何らかの印刷物を出版することが人の生存にどのような意味をもたらすのかを模索します。私たちPolitical FeelingsCollectiveもまた、一人ひとりが生活のなかで抱える困難に向き合いながら、この活動を継続しています。出版という営みが、一人ひとりの有限な生を超え、次の世代への可能性をひらく活動であることを示唆できればと考えています。”(「一人ひとりの有限な生を超えて」より)『日韓SF交換日記 あなたの言葉を聞くための対話』(日本SF作家クラブ・韓国SF作家連帯
/Kaguya Books)
韓国と日本のSF作家たちによる交換日記や対談、『僕の狂ったフェミ彼女』などで知られるミン・ジヒョンによる「「フェミニズムとSFは韓国でどう出会い、広がったのか」をテーマにした講演の記録、「フェミニズム、男性性、兵役、連帯の可能性」をテーマにした座談会などを収録した一冊。
“とはいえ、文化の交流を社会的な背景から切り離して行うことはできません。日本による朝鮮半島への侵略や現在も続く不誠実な対応とレイシズム、あるいは朝鮮戦争への軍事物資の供給と朝鮮特需といった不均衡や加担、さらには今まさに世界で起きている虐殺や戦争……。国や地域、立場や属性によって見えている世界や背負っているものは全く異なります。だからこそ、まずは「あなた」の声を聞くために試みられたさまざまな形での対話をとおして、隣に座る誰かがどんなことを考え、世界をどんなふうに変えたいと思っていて、どんなふうに書いて、読んでいるのかを、想像してみませんか?”(「はじめに」より)③お知らせ
[イベントのお知らせ]
5/8(金)_“それぞれのパレード”を踊るための、ささやかなリーディングパーティー
成清朔による第一詩集『彼方の幽霊』の刊行を記念したイベント「“それぞれのパレード”を踊るための、ささやかなリーディングパーティー」を当店にて開催します。『彼方の幽霊』をそれぞれ黙読しながら、本の感想やそこから考えたことを自由に話したり聞いたりする、ゆるやかなリーディングパーティーです。現地/オンラインどちらでも参加できます。当日は著者の成清さんにも、オンラインからチャットにて参加いただく予定なので、私家版を購入された方も、市販版をこれから購入予定の方も、もちろん未読の方も、興味あればぜひご参加ください◎
💁詳細/申込はこちら
5/16(土)_「明るい話」を持ち寄って /「悲しい話」を分け合って
『悲しい話は今はおしまい』を刊行された文筆家の小沼理さんを当店にお招きし、トーク/ワークショップイベント「明るい話を持ち寄って/悲しい話を分け合って」を開催します。集まった人たちで「明るい話」と「悲しい話」を持ち寄って、それぞれの明るい星座と悲しい星座を結んだりつないだり、少し遠くからながめたりしながら、抵抗としてのおしゃべりを実践してみる会です。
💁詳細/申込はこちら
5/22(金),29(金)_Withstand Bookclub
金曜夜を中心に店内を読書室として開放する集まり「Withstand Bookclub」5月は22(金),29(金)18:00-20:00にて開催します。時間内は店内にある本を自由に読んでいただいて結構ですし(その場で購入ももちろんOK)、積読になっている本を持ってきて集中して読むもよし、制作や執筆など作業の持ち込みもOKです。店内スペースに限りがありますので、参加希望の方はオンラインストアもしくは店頭にてお申し込みください。
💁詳細/申込はこちら
[営業日のお知らせ]
5月の営業日は下記の予定です。
[店舗営業]
12:00-19:00
6(水祝),8(金),15(金),22(金),23(土),29(金),30(土)
16:00-20:00
4(月祝),5(火祝),7(木),14(木),17(日),21(木),24(日),28(木),31(日)
*9(土),10(日),16(土)はおやすみです
[イベント]
“それぞれのパレード”を踊るための、ささやかなリーディングパーティー
5/8(金) / 18:30-20:30
『彼方の幽霊』をそれぞれ黙読しながら、本の感想やそこから考えたことを自由に話したり聞いたりする、ゆるやかなリーディングパーティーです。現地/オンラインどちらでも参加できます。当日は著者の成清さんにも、オンラインからチャットにて参加いただく予定なので、興味あればぜひご参加ください。
「明るい話」を持ち寄って / 「悲しい話」を分け合って
5.16(土) / 10:00-12:00,13:30-15:30,17:00-19:00
著者の小沼さんから新刊についてのお話を聞きつつ、集まった人たちで「明るい話」と「悲しい話」を持ち寄って、それぞれの明るい星座と悲しい星座を結んだりつないだり、少し遠くからながめたりしながら、抵抗としてのおしゃべりを実践してみる会です。未読でも参加OKです。
Withstand Bookclub
5.22(金),29(金) / 18:00-20:00
時間内は店内にある本を自由に読んでいただいて結構ですし(その場で購入ももちろんOK)、積読になっている本を持ってきて集中して読むもよし、制作や執筆など作業の持ち込みもOKです。
*申込は店頭orオンラインストアより[アーカイブ販売のお知らせ]
①男性(のようなもの)である地点から、フェミニズムを考える
2月末にNEVER STOP THINKINGの蒼井さんをお招きして開催したトークイベント「男性(のようなもの)である地点から、フェミニズムを考える」のアーカイブ販売をオンラインストアにて開始しました。イベントでは主に以下のようなテーマで参加者の方を交えつつお話ししました。何かピンとくる話題があればぜひ〜。
・フェミニズムと「出会った」感覚はある?
・フェミニズムに出会ってから起きた変化
・「お兄さん」って呼ばれることへの違和感
・お客さんとどうコミュニケーションとってる?
・お店に来てくれる人は全員友達になりたいと本気で思ってる
・おじさんであることを自覚しないと
・「しょうもない話」って面白くない?
・男性同士のケアと雑談
・雑談の手札を増やす
・お店の発信どうしてる?どこに/どう届けるか
・選挙とSNSのモヤモヤ/勝手に分断させられてる先月開催したトークイベント「『私が見た台湾の民主と言論の自由』のこと」のアーカイブ動画の販売をオンラインストアにて開始しました。お話の中で個人的に印象的だったのは、台湾独立派/統一派の派閥について説明した図で、「いつ独立したか?」「主権は誰にあるか?」「中華人民共和国の存在を承認するか?」といった視点に対して是か否かで分岐していくと、約7つほどの派閥に分類できるというもの。日本と台湾の社会運動の違いについても当日お話しできればと考えていましたが、そもそもの前提が違いすぎて単純には比較しきれないことを痛感しました。
田中さんのZINEも引き続き店頭/オンラインにて販売中ですので、アーカイブとあわせてぜひチェックしてみてください!
◎書籍のお取り寄せ注文承ります。書名等明記の上メールもしくは専用フォームよりご連絡ください。
◎ZINEのデザインや装丁のご依頼を随時受け付けています。料金やスケジュールなど柔軟に調整できますので、お気軽にご相談ください。
◎当店店内は約4畳ほどの小さなスペースですが、読書会など、イベントの持ち込みも大歓迎です。ぜひお気軽にご相談ください。
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